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リタイア組から見た税、社会保険
2020/10/04(Sun)
先日、実家に行った時に父と将来のマネープランについて話すことがありました。
父は70代後半の後期高齢者ではありますが、社会保険労務士の資格を持っていたりして、今でもいろいろと詳しいので、その点では話し甲斐もあるんですよね。

しかし、父が話すマネープランは真っ当な生き方をする人の話なので、わたしに当てはまるかというと疑問があります。

例えば社会保険の問題。
求人チラシでの「社会保険完備」というのは、それを求めている求職者が多く採用する側にとっては有利な謳い文句になるわけです。

一般的にはそうかもしれませんが、これってホントに有利か?

ちょっと疑問に思ったので、今日はそれについて考えてみます。

サラリーマンが給料の総支給額から引かれるモノは所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料が主なところだと思います。
これらを合計すると総支給額の最低でも2割は引かれますよね。
ひとつひとつ自分なりにみてみます。

まず所得税と住民税。
これら税金は一度もっていかれると二度と自分の元には戻ってきません。
行政サービスが受けられるといっても、所得税を支払っていない人たちでも同じこと。
例えば月5万円税金を払っている人とまったく払っていない人の行政サービスは同じです。住民税もほぼ同じ。
よってたくさん払うメリットは小さい。

健康保険料はどうか?
これも所得により支払う保険料は違いますが、税金と同じで月5万円払っている人と無職で月数千円しか払っていない人が受けられるサービスはほぼ同じです。
一部、傷病・出産手当金とか大したことがないものがあるかないかという程度。そんなのは所得に比例して上がる高額療養費の負担額と相殺できるでしょう。
よってたくさん払うメリットは小さい。

あと厚生年金保険料。
これは前回の記事で書きましたので、それを見ていただきたいと思うのですが、わたしとしては40代半ばとかある程度の期間、保険料を支払ったら、どうしても定年まで払わなければいけないというレベルのものではないと考えています。
ただし、扶養している家族がいる場合には、家計全体に占める支出の額が抑えられるのでこの点は有利。

と言うわけで、特に扶養する家族がいない独身で、この先も結婚する気がないのであれば、働いて社会保険料をせっせと納めるメリットは意外に小さいかもしれません。

もちろん、ほとんどの人は若いうちから働かないと収入がなく生活ができないので、働かざるを得ないのですが早めに資産を作ることが肝。
これができれば世間の常識を超えた戦略がたてられます。

ここでも早期リタイアの戦略がいかに正しいかを物語っています。

家族形態、生活レベルによりますが、ざっくり40代後半で5000もあれば、かなり生き方の自由がきくと思います。



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2020東京オリンピックの宿泊問題について
2019/05/23(Thu)
今日は前回に続いて2020東京オリンピック関係の記事なのですが、ちょっと気がかりなことがあるので記事にします。

気がかりなこと・・・それは何かというと現地での宿泊先の確保についてです。
日本中どころか世界中から東京に人が集まるということで、宿泊問題が前々から叫ばれています。
過去のオリンピック大会の反省などを踏まえて進めていると思われるので、大丈夫だとは思うのですが、東京オリンピック観戦は自分にとってリタイア記念と位置付ける人生の中でも大事なイベントなので宿泊先が確保できないといった事態は絶対に避けたいのです。

わたしが通常、東京へ出かける時はネットカフェに泊まりますが、オリンピックの滞在期間は1ヶ月を考えているので、ここはちゃんとした所に泊まらないわけにはいきません。
オリンピック期間は2週間なのになぜ1ヶ月?かというと、その時には今までと違い時間の制約を受けないというすばらしい身分になっているので、オリンピック閉会後もしばらくは関東周辺を巡ろうと考えているからです。

そして宿泊先。
多くの観戦者は最長でも2週間の滞在なのでホテルを利用すると思うのですが、わたしの場合はホテルの時間の制約に縛られず自由な行動をしたいこと、あと料金の問題もあってマンスリーマンションでの宿泊を考えています。

マンスリーマンションの候補についても絞り込んでいます。観戦したい競技が行われる場所を考慮して比較的アクセスの良いエリアということで候補を出しました。そして、今月の上旬に東京を訪れた際に実際どのような場所なのか、候補マンションの下見を兼ねて視察をしてきました。
この視察により第一希望から第三希望までが自分の中で決定しています。
なかなか気合い入ってるでしょうw

ただわたしは、マンスリーマンションを借りることは今回が初めてなので、確実に部屋を確保するために条件面を調べてみました。

特に気になる点がふたつ。
ひとつ目はいつから入居の申し込みができるのかということ。絶対に部屋を確保しなければいけないことから、これは重要。管理会社2件にメールで問い合わせてみたところ、入居開始日の1ヶ月前からという返答がありました。
1ヶ月前か。結構直前。。
申し込みが殺到して入れないということはないのか、今も気がかりな点として残っています。

ふたつ目は入居条件。入居の第1審査として本人がきちんとした収入のある仕事をしているかどうかというのがあります。これに落ちた人のために第2審査として、仕事をしていなければ支払い能力があるかどうかの審査があるようです。貯金があるかどうかですね。

わたしがその審査を通過できるのか?
オリンピック直前の頃には、わたしは今の会社を退職して無職となっていますので第1審査は通りません。
次に第2審査の支払い能力があるかどうかに移るでしょう。
この審査に落ちることはないでしょう。もしこれに落ちたら準富裕層を含めそれ以下の人はほぼ全員落ちることになります。どんな審査や。
そうは言っても無職の人。きちんと仕事をしている人とどっちを入居させるかとなったらやっぱり。。

これらの気がかりな点をクリアして無事観戦できるよう、こぎ着けたいと思っています。



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収入=支出の時期に突入
2017/06/08(Thu)
ここ最近少しだけ心躍らせていることがあります。
それはようやく今月末にリタイア資金がひと区切りというか わたしにとってひとつの節目を通過することにあります。
最終目標はもう少しだけ先なのですが、それに近づいていてここから先は今までのようには財布のひもを締めっぱなしにしなくてもいいかな、みたいな感じになっています。

ここからの資産カーブを富士山に例えると、今は頂上近くの平らになっている辺りです。ここから平坦な道を少し歩いてその後下っていくイメージですね。

今まで 収入>支出。
これから 収入=支出。
もう少し先 収入<支出。
こんな感じに持って行きます。

というわけで、ここからは山を登るのではなく、ちょっと金を使ってみようかなと。世の女性がよくやっている自分にご褒美“プチ贅沢”というやつです。根が貧乏性というか消費初心者なのであまり大きなことができそうにはありませんが、世の女性たちがバレンタイン、誕生日、クリスマスに自分に与えているご褒美程度のことはやってみようかなと。

そんなわけでご褒美第一弾。
来月下旬に九州へ旅行に行きます。

そんなことかと思うかもしれませんが、わたしは40代なかばを過ぎようとしているのに生まれて今まで九州の地に足を踏みいれたことがありません。初めての体験はドキドキするものですw
今や格安航空券がバンバン出ていて遠い地でも特別大きな出費が必要というわけではないので、そういう意味では昔ほどご褒美感が出ないんですけどね。
わたしは既婚の身なので、この旅行は妻と一緒に行きますがその後は一人であっちこっち出かけてみようと計画中。

他にもスマホに6月末以降やっていいことリストを書き記してあります。

・スマホカバーを買う
・焼き鳥屋など吉田類が行ってそうな飲み屋に通う
・ハーシーのチョコレートを買う

っていうか これ一般人の普段の生活そのものですね。20年越しの目標達成のご褒美にすることか?!
でも今までこんなことさえ継続的にしてこなかった自分にとっては非日常の贅沢なのです。
消費が今までの自分の価値観にどういう影響を与えるかの実験をいよいよ開始します。たぶん何の影響もないだろうけどw



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早期リタイア脳は科学を超えるのか?
2017/04/13(Thu)
人間の欲求はとどまるところがないように思えますが、科学的にはマズローの欲求5段階説で説明がつくと言われています。

マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求を5段階にわけて表現した図式。
どこかで習いましたよね、コレ↓


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①生理的欲求・・・食べたい、眠りたいといった人間が持つ本能的な欲求。
②安全欲求・・・安全な場所にいたい欲求。生命を長く維持するための人間の基本的な欲求で、家に住みたい、寒さ、暑さをしのぎたい、危険な場所を回避したい、といった欲求。
③社会的欲求・・・社会と共存したい、誰かと一緒にいたい、会社に所属したい、ほかにも人間がいる場所で生活したい、という欲求。
④承認欲求・・・人に認められたい欲求。仕事で評価されたい、自分の考えを認めてほしい、意見を聞いてほしい、能力を知ってほしいといった欲求。
⑤自己実現欲求・・・他者の意見は関係なく自らの主体性です。究極のラーメンが作りたい、芸術家になって自己表現をしたい、もっと仕組みをこうしたいといった内容。これはいずれも起業家タイプの頭脳で、人から評価されなくても自らやりたいことをあらわします。

この②までが人間が生きていく上で最低限必要な基本欲求であり、一般的にはピラミッドの下から順に満たされたいと感じるため生理的欲求がみたされていないのにいきなり社会的欲求や承認欲求を求めることはないそうです。

ではサラリーマンとリタイア人がこの説によりどの段階をどう満たしているのか考えてみます。

まずサラリーマン。
すでに会社に所属しているサラリーマンは①②はもとより③の社会的欲求までをすでに満たしているので、次の④をたくさん獲得するためにチャレンジしようとする人が多いそうです。⑤がゴールのはずですが現実は④の壁が分厚いようでここで悪戦苦闘し④をクリアすることなくサラリーマン人生が終わる人が多いようです。うーん80点狙いのサラリーマンらしい。

では早期リタイア人はどうか?
下手をすると②どころか①を満たすことすらおぼつかない人もいるかもしれません。しかし①②を満たしてしまうと、その後は早い。どうしてか?それは③と④をショートカットするから。というか、早期リタイア人に本当に③と④の欲求ってあるのか?これスゴく疑問。どうして疑問かというと早期リタイア生活を上手く送っている人は③と④はぶっ飛ばして⑤だけをちゃっかり満たしている感じがするから。

これは言ってみれば0点もあれば100点もある人生。60~80点という世間のボリュームゾーンに属さないのがリタイア人らしいw

科学によると人はみんなひとつひとつの欲求段階をクリアして⑤を目指すとのようですが、リタイア人のように不必要な欲求段階をぶっ飛ばす器用さが結局は要領のいい人生なのかなと思いました。



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旅行の思い出 ~東京編~
2015/03/23(Mon)
先回の長野編でも書きましたが、わたしは旅行で行った先が気に入ると何度もその地を訪れてしまう悪いクセがあります。そのうちのひとつに東京があります。最近でも年に2回は行っています。

初めて一人で東京に行ったのは高校1年の時。
土曜日半日の授業が終わってすぐに電車に乗って東京を目指したのを覚えています。
当時はお金もなかったので高校の友達の何人かにお金を借りて行きました。あとで親にバレて怒られたのも苦い思い出となっています。今なら友達にお金を借りるということは考えられませんが当時のわたしはそんなことまでして旅をしたかったのでしょうか。良くも悪くも若者のエネルギーなのでしょうね。
その時は見たこともない新宿のビル群にカルチャーショックを受けたのを記憶しています。また当時はおニャン子クラブのメンバーが着てたブランドのお店が原宿にあったのでそこにも訪れたりしましたね。懐かしの思い出です。

人によっては人混みはイヤといって東京を嫌う人もいますが、わたしは普段田舎に住んでいて満員電車で通勤しているわけでもないせいか気にはなりません。むしろ日本の首都である東京のさまざまな風景を心地よく見ているという感じです。

その後も旅のガイドブックに載っているような観光地の多くは訪れました。自分のおすすめの都市ということで2年前には妻と両親を連れて東京スカイツリー観光にも行きました。

最近では吉祥寺に行ったり中目黒に行ったり中央線沿線の街に行ったり観光地ではない街をぶらり歩きして楽しんでいます。
吉田類の酒場放浪記ならぬ かぴばらMのぶらり旅です。
突出してこの街がいいというわけではなく東京という都市のエキサイティングな感じが好きなのでしょうね。

来月も連休がとれたので東京ひとり旅に出かけます。数少ないわたしの楽しみとなっています。

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