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退職金を減額される
2016/11/25(Fri)
退職金のネタについては以前にも記事にしました。
早期リタイアが視野に入っているものとしては当然計算できるものは計算に入れてもいいと考えます。

わたしの会社では人事制度の変更による給与制度の見直し・・・という理由により退職金規定の変更がなされました。
新しい人事制度により旧制度の退職金モデル水準(受取額)が減少することになる。旧制度の水準に近づけるため規定の変更をする、というのが会社側の説明です。

60歳まで働く意思のある人はまだまだ先の退職金のことなど興味もないのかもしれませんが、そうではないわたしにしてみれば知っておかなければいけない問題です。
今までも今退職したら○○万円というのは把握していましたが、今回の制度の変更でその前と後で積立額がどう変わったのかを調べてみました。

わたしの会社では退職金の積立額は毎月「基本給 x 定められた係数」によりはじき出された金額です。
それが毎月積み重なっていきその累計額が退職時に支給されるというもの。つまり毎月の積立額を知ればいいわけです。

で、変更の前後でどう変わったか?


(変更前)毎月5万5千円 ⇒ (変更後)5万円

約9%減!

おいっ、この差大きいやろ!!
てなものです。

当然、係数は社員ごとに異なり積立て金額は違ってきます。金額はともかく大半の社員は1割程度下がったこの事実を知らないと思います。
(退職金を計算してる社員はたぶんごく少数w)

会社は○○厚生局に認可申請する必要があるので社員の同意書をとるのですが、規定の変更については大まかな説明のみ。
退職金額にどう影響を及ぼすかという具体的な個人ごとのシミュレーションまでは示されません(同意書をとるという時点で察しないといけませんが)。
集合説明会があってその場で捺印を迫られます。
会社は労働の意義にも関わる重要なことをいとも簡単に改悪します。

説明書には「旧制度の水準に近づけるため」と書かれていて同額を維持するとは書かれていません。
まあ会社が半分傾いているのでこの件については予想の範囲内ではあるのですが、この事例に限らず言葉のひとつひとつの裏をしっかりよむ癖をつけることが必要です。



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一寸先は闇
2016/11/12(Sat)
先日会社で半年に1回の大きな営業企画がありました。
土日が休みではない我が営業所は普段は交代で社員が休みをとっているのですが、この日だけは絶対休めない日であり社員はもちろん非正規社員の方も全員出勤です。

と思いきや、直前になって営業所長から「当日休むから」と言い伝えられました。
言われた瞬間は「えっ??」と思いましたが、「理由は後日話すから」とのこと。
この日に休むということはプライベートで何か重大なことがあるということは理解しました。

そして昨日、その所長から理由を聞かされました。
それは・・・
「つい最近、妻がガンとわかり 末期でもう先が短い」とのこと。

事態が急を要するということで、病気の説明とこの先の対処についてお医者さんと話をするのがこの当日しかなかったとのことでした。

所長は53歳、奥さんはおそらく50歳くらいだと思います。まだまだ若いのに。。
そして所長から出た言葉が
「ボク、もう所長職を降りるから。妻の看病をするのはボクしかいなくて今の激務との両立はできない」とのこと。

所長もわたしもそうですが出勤日は長時間勤務で平均13時間。先日のように忙しい日は15時間会社にいます。通勤時間を含めると16~17時間とか。
子供は高校生らしく、こんな状況で家庭のことと両立なんてとても無理。

所長職を降りて一般職になると会社の拘束時間は大きく減ります。収入は半分近くにまで下がりますが状況が状況ということでやむをえないという判断です。

わたしは幸いこんな状況になった経験はありませんが、もし同じ状況なら同じ行動をとることになるのでしょうか?
普段こんなことを考えないのでどうすることになるのかわかりません。
ただ自分や家族がしあわせになるために仕事をしているのだから、収入が半分になろうがそれが最善の策であれば当然それを選択することになるでしょう。

わたしは早期リタイア達成ため資金が必要ということで、そういう意味では前向きに仕事をしています。
しかしこういった突発的な事態が発生すると不本意であっても計画通り行かないものです。

大病や大きな災難にあうこともなく平和に過ごせていることで自分の生き方を続けられることにありがたい気持ちになりました。
近く上司が変わることになりそうです。。



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リタイア精神の大元
2016/11/07(Mon)
そろそろ早いところでは忘年会が始まったりするのではないでしょうか?
この忘年会という言葉。わたしは子供の頃、この言葉に違和感を抱いていました。

「忘年会ってなんでするの?」って親に聞いたら 「その年の悪いこと、イヤなことを忘れるためにする」という回答。

当時子供のわたしは日々の生活で悪いこと、イヤなことなんて皆無であり楽しいことばかりでした。
毎日、しあわせというリア充の生活。
そんな状況にある子供に「イヤなことを忘れるための宴会」 なんていわれても当然意味がわかりません。
頭の中は?? って感じでしかなかったのを覚えています。

大人になった今では忘れたいことがあるといえばあるのですが、というより勝手に忘れてしまうんですよね。
なにかネガティブになるようなことがあっても1日か2日引きずる程度。
良いこともそうですが悪いこともすぐに忘れてしまうというオトクな性格ではありますw
いつまでもクヨクヨしてしまうというのはツライですからね。

わたしはこの忘年会という概念が定着してしまっていることに日本社会の病理を感じます。
だって全員に悪いこと、イヤなことがわんさかあるということが前提になっているということですから。
うわぁ、いやだなぁ これはという感じ。

あと 「お疲れ様」 という言葉にも違和感を抱きました。
これはみんなヘトヘトだというのが前提で合言葉として定着している言葉だから。
ひとつの言葉を超えて挨拶にまでなってしまっているって おいおいっ て感想。
「ぼく、別に疲れてません。むしろ絶好調なんだけど」って言いたいくらいです。

そんなことを感じてしまうわたしなので悪いこと、イヤなことばかりなら、そんなネガティブな社会とはバイバイしてしまおうという考えが頭の中にあるのかもしれません。
ということで、わたしのリタイア精神の大元は超ポジティブ思考から来ているものだと結論付けることができました。



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ルールは時にねじ曲げる②
2016/11/03(Thu)
先日、わたしの奥さんがスーパーに歩いてお買物に行った時のこと。
自宅からスーパーまでの道路は車がすれ違いをすることができない道幅で、しかも曲がりくねっており見通しはかなり悪い道路となっています。
このような道路であることから、わたしがここを歩く時は対向する車から見えやすいように左側を歩くようにしています。
しかし、うちの奥さんは歩行者だからという理由で右側を歩いていたら車が急に出てきて危なかったとの話を聞きました。

ここで大事なことは安全に通行できるかどうか、ということであって交通ルールを頑なに守ったところで車にひかれたら結果としてダメなわけです。
横断歩道で青信号だとしても車が来てたら当然渡ってはいけないのです。

交通ルールだけでなく、このように決められたルールを何の疑いもなしに従い失敗する人って多い気がします。

働くことについてもそうです。
60歳(今は65歳?)まで働くのが世間一般のルールです。
これは常識であり、なんとしても守らなければいけないと考えている人が多いのは事実。

わたしの勤める会社でも真面目でルールを破ることができない人が精神的に参ってしまうということをよく聞きます。
ルールは時に自分でねじ曲げることができるというくらい気持ちに余裕を持たせることで「上手に」生きていくことができるのではないでしょうか?

これは学校では教えてくれません。それどころかルールは必ず守るものとして教えられます。
それに従順でないわたしのような人であればいいのですが、従順であるがゆえに失敗する人がいるように思います。

社会人として普段は責任感を持つことは必要なのでしょうが、いざ追い込まれたら「そんなこと知らんがな」といって放り出す器用さも必要だと思います。



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旅の記録(金銭面)
2016/11/01(Tue)
先日の東京ぶらり旅にかかった費用をメモ代わりに記事にしておきます。
今回の1泊2日東京旅の費用総額は24500円ほどでした。

内訳として大きなところでは
・行きの交通費・・・夜行バス5440円
・宿泊費・・・マンキツ1860円
・帰りの交通費・・・ぷらっとこだま8100円

これを合計すると15400円

これに現地での交通費、飲食代とお土産代で9000円ほど。
まあ大の大人が2日間楽しめてこの金額なら問題はないでしょう。

次回の備忘録として今回の旅で利用した交通・宿泊手段の評価をしておきたいと思います。

【評価】
・夜行バス(5440円)・・・×に近い△
理由:バスは3列シート・トイレ付き、しかも乗客は少なめ、いびきをかく人もいなかったと良い条件は揃ったのですが
シートをフラットにできるわけではありません。だから首が痛い!所要時間は6時間程度でしたがやっぱり到着した時はかなりの疲れが・・・。
年齢のせいもあるかもしれませんが夜行バスの限界を感じました。

・マンキツ(1860円)・・・
理由:東京滞在時によく利用するマンキツなのですが今回は若干広めのマット席で身長175cmのわたしが斜めに
なって寝れば足も完全に伸ばせて問題はありませんでした。いびきをかく客も許容範囲内(席の移動は3回までOK)で朝までゆっくり過ごすことができました。
ちなみにシャワー室有り、簡易の金庫有りで安心!
昨今の宿不足でホテル利用は結構高くつきます。この価格差ならマンキツに軍配が上がります。

・ぷらっとこだま(8100円)・・・
理由:東京→名古屋間をのぞみを利用したら1時間40分。こだまなら2時間50分です。
1時間少々余分に時間がかかるだけのことで料金はのぞみに比べ2700円お得になります。
これは使える!
事実こだまの自由席はガラガラだったのに指定席(ぷらっとこだまは指定席)はほぼ席が埋まっていて
東京から名古屋まで乗客の乗り降りもあまりなくこのプランを利用している人が大勢いることに気付きました。
まあ正直、寝て起きたら着いてる感覚です。  ※このプランは新大阪~東京までしかありません。

以上の通り、夜行バスだけが低評価となりましたが わたしの基準では東京1泊2日なら15000円以内というのがあるのでこれは仕方がないかなと。
今回のオフ会で招き猫の右手さんから昼行バス使用をおすすめされましたので時間に余裕があればそっちの方を利用したいと思います。



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