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日常をポジティブに感じられる器用さ
2017/02/23(Thu)
日本人って外国人と比べて街を歩く人々の表情が暗いというか難しい顔をしている人が多い気がします。
比較的物質的に裕福な国にいながら貧しい国の人よりもなんか暗い感じ。

なぜなのか?

そうさせているひとつとしてネガティブな情報が入りやすい、ということがあるのではないかと思います。

特に感じるのはマスメディアの報道。ネガティブことをよりクローズアップする傾向があります。
例えば雨不足でダムの貯水率が20%まで下がったとします。こんな時はメディアはこぞって報道しますが貯水率が回復したらどうでしょう。

その話題には触れなくなります。

本来なら状況が好転した明るい話題なのでネガティブな状況にある時より積極的に報道すべきとも思うのですが、実際そんな報道はあまり見ません。
注意喚起や問題を投げかけるのもマスメディアの使命なのでしょうが同時に明るい気持ちでいられる報道も必要かと。

日本人が暗いのをメディアのせいにしてしまいましたが、問題の本質はメディアの報道というより個々人の気持ちの持ちようにあります。
ニュースがない時が平和な時、とも言いますが個々人が本当にそう思えるかどうかが結構重要なのだと思います。

家族の大病がわかった時は自分にとって大きなニュースとなりますが、健康で過ごせている時はニュースになりません。
つまり健康な時は良くも悪くもない「普通の時」という感覚でなかなかしあわせとは感じにくい。

ニュースがないことをしあわせと感じられる心のハードルの低さも上手に生きるテクニックとして持ち合わせたいと思っています。




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ブラックな職場を垣間見る
2017/02/20(Mon)
先日、仕事中にわたしの携帯に電話がありました。その内容はわたしの勤務する建物内にある飲食店の従業員さんが倒れているとのこと。

すぐにそのお店に行くと20代男性の従業員が倒れてはいなかったものの、ふらふらになって仕事をしていました。日曜日のお昼前で店内は満員でオーダー待ちのお客様も大勢いる状況にもかかわらずなんと一人であれもこれもこなしているのです…と言ってもまったく追いついてませんが。

また衛生面での労働環境もひどい。ダクトがちゃんと機能しているのかというくらい湯気により作業場の熱気がすごい。わたしも駆けつけてすぐにふらっとくるほどでした。

応援のスタッフを手配しようにもその従業員さんが今にも倒れそうな状況。
「いったんお店を閉めるよ?」とわたしの問いかけに「なんとかやります。社員として格好がつかないですから…」と追い込まれた表情、さらに足元がおぼつかない状態での返答。

これはヤバイことになると感じたので、日曜日お昼真っ只中の繁忙時ではありましたが、わたしの判断でオーダーストップをかけました。
残ったお客様の対応が終わったらすぐにフルマラソンをゴールした人のように倒れこみました。
その後、彼はけいれんと過呼吸の症状があって立ち上がれなくなったので救急車を手配。お母さんも駆けつけて心配そうにしてみえました。

しかしこんな繁忙時にワンオペなわけがないと思って勤務シフトを見ると9時から22時まで一人勤務。しかも休憩なし。
さらに同じ勤務シフトがその日だけでなく、その後何日も組まれてました。

この会社どれだけブラックなんだよ

わたしも13時間程度なら日常的に仕事をしていますが休憩なしはダメだろって思います。

いまお偉い先生と言われる方が働き方改革とか言って議論をしているようですが、法律が変わってもこういう会社は事が大きくならないと働き方なんて変えようとしないんですよね。
一方で若い人の早期離職の問題もありますが、こんな会社がある以上その離職が結果的に正解だった人も多いんだろうなぁ と思った一幕でした。



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