奥さんに稼いでもらえばいい
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2017/04/24(Mon)
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我が家は子供がおらず夫婦のみで暮らしています。
では「夫婦のみ」か「ひとり者」ならどっちが資産形成に有利でしょうか? 当然2人の働き方、支出レベルによって違ってきます。 わたしの場合はどうか? ざっくりと計算してみました。 「今のわたし」と「わたしが今独身だったなら」を条件とした比較シミュレーションです。 支出項目をひとつひとつ計算すると 結婚生活をおくっている今の月間生活費は約17万円です。 一方わたしが今ひとり身だったと仮定しての月間の平均生活費は10万円ほど。 この差7万円。 つまり結婚したことによって支出が月7万円増となっているわけ。 収入の方はどうか? わたしの収入は結婚前も後もたいして変わりはありません。 妻の収入はパートで月7万円ほど。 収入も支出も月7万円増と同額なわけで収支としてはプラスマイナスゼロという結果に。 これをどう見るか? わたしはこれについてはネガティブな見方です。 早期リタイアを目指す者たるや将来の収入減を見据え増やせるうちに増やしておくのがセオリー。 プラスマイナスゼロは満足どころか納得すらできるものではないのです。 具体的には奥さんの手取りは月15万くらいは欲しいところか。 というわけで資産形成が命題である早期リタイアを目指す人は奥さんにフルタイムで働いてもらうのがいいわけです。当たり前か。 もし妻がフルタイムで働けば結婚後の方が資産増加ペースが上がるのは間違いないでしょう。 女の人もあまり働きたくないので「家事も仕事と同様生産性があることだ」と言って専業主婦大変論者になりますが効果的な資産形成という観点からするとそれは受け入れるべきではありません。 炊事、掃除、洗濯なんていうのは独身の人でもすることで、会社からの収入を下げることなく誰もが仕事と両立させていること。そのような家事を月7万円という生活コスト増と引き換えにできるわけがありません。 まとめとしては 現在独身で結婚することを希望していて、さらに早期リタイアを目標としている人は2馬力を目指すべき。奥さんと進むべき未来像のすり合わせが前提ですが、資産形成のパフォーマンスを高めることを実現するためにはこのことを真正面から考えるべきです。 援護射撃をしてくれるのか足を引っ張られるのか、これはえらい違いです。 ただでさえ女は男に比べて必要経費が高くなる生き物であり贅沢をしなくてもカネがかかる生き物。支出が大きくなるのは受け入れて収入が大きくなる画策をすることは資産形成の近道。2馬力に勝るものはないと考えましょう。 ※あっ、これは資産形成の観点からの考察です。結婚はお金だけじゃないですからね(汗) |
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義理=カネは美しい文化か?
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2017/04/22(Sat)
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きのうNHKのドキュメント72時間で都会の葬式をテーマに取り上げていました。
わたしの感想は葬式も年々シンプルになって合理的になってきているということ。 そうは言っても葬式代の全国平均は200万円とのことで、これはカネをかけすぎ。 これは亡くなった人に対してこれぐらい豪華に(?)送りださないと失礼ということなのでしょうか? 亡くなった人への想いというより遺族に対して格好をつけるということであれば、ここでも見栄というものが透けて見えます。 ブランドもののバッグを持ちたいということと本質的には同じですね。 わたしの勤める会社でも社員本人、または家族が亡くなると各営業所に訃報としてFAXが流れてきます。 それを見ると、最近では家族葬で済ませる方がほとんどで訃報には基本的な葬儀の内容に加えて「弔問、生花、香典は辞退させて頂く」旨が記載されています。 お気遣いを頂いたら当然お返しが必要なわけで、今の世の中そういった人付き合いをシンプルに済ませたいというのは誰もが思うところですよね。 こんなこと言ったらいけないのでしょうけど亡くなった人のために今まさに生きている人の生活が立ち行かなくなるなんてバカバカしいですもん。 「死なないで。いま死なれたら わたしも生きていけない(経済的に)」 なんてブラックジョークかよw 交際費に限らず省けるものは省くというのが節約の基本。それでみんなハッピーになれるのであればそれが正解。 義理を欠いては・・・という言葉があります。非常識過ぎるのはダメですが義理をカネに置き換えるという考え方もまた卑しい。義理=カネではなく義理=気持ちであるはず(よし、決まったw)。 義理チョコなんてのもありますが、昔ながらの不要な文化はどんどん廃止する合理的な考え方をわたしは支持します。 |
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お行儀の良い人を相手にした方がいいに決まってる
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2017/04/20(Thu)
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今日は20日ということでウェルシアが入居するイオンショッピングセンターに出かけてきました。
核テナントをはじめ入居するテナントを見る限り ターゲットにしている客層はロウアーミドル、またはロウアーといったようなショッピングセンターです。 消費生活が底辺のわたしにとってこのショッピングセンターの利用価値は高いわけですがいろいろ思うこともあるわけで。。 ウェルシアで買い物を済ませた後、核テナントであるイオンに向かいました。イオンといってもディスカウント業態のあれ。 20日ということでこちらもお得にお買物ができるということで店内は大盛況。 わたしは必要なものだけを購入して帰路につこうとしたのですが、おっと忘れてた「お客様の声ボード」の視察w 今日、目に付いたのは 『レジが混雑している時に礼をするレジ従業員はむかつく』 という書き込み。 お辞儀がないことに対して苦情を書くのならまだわかりますが、きちんと応対している人に対して苦情を書く。 そして最後の「むかつく」という言葉遣い。 まさにロウアー相手の商売だなぁ とお店に対し気の毒な気持ちになりました。 消費生活だけならその人よりもわたしの方が底辺である可能性が高いのですが頭の中がロウアーというのはちょっと相手にしたくない。 わたしもイオンと同じような仕事をしているのですが、どの客層を相手にするのかというのはそこで働く人にとっては最重要事項といってもいい。できることならアッパーミドルを相手にしたいところですが、ミドルでも周囲がリア充だらけのファミリー層ならまったく問題なし。しかしロウアーミドル以下だと大変。低価格という恩恵を受けているにもかかわらずしょうもない苦情を言ってきます。 会社の経費構造など頭の片隅にもない人たちのしょうもない論理に日々付き合わされることになります。 御承知のように日本はアメリカなどと違って階層別に住む場所がはっきり分かれているわけではありません。ほんの一部の地域を除いてアッパーもいればロウアーもいるといった地域がほとんど。玉石混交というやつです。 ということは商業施設もピンからキリまで同じ地域に同居します。そして高級スーパーにはその土地のアッパー住民が、逆にディスカウントストアにはその土地のロウアーが集まるというのが自然の摂理。 わたしもいろんな客層のお店を経験しましたがやっぱり上に近いほどお行儀が良いのは間違いありません。 ロウアーの分布によってはお買物だけではなく地域の治安にも影響を及ぼすことなので住む場所選びには周辺の環境を考慮することも必要でしょう。 わたしのように仕事が嫌いな人もせめてそれなりに気持ち良く仕事をしたいと思うのが自然な思考です。特に若い人たちは間違ってもそのような客層を相手にする会社や部署を希望しないようにしてください。 問題は自分が気持ちよく仕事ができるかどうか。これ、結構大事ですよ。 |
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早期リタイア生活成功には謙虚な姿勢が必要
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2017/04/09(Sun)
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電通や東芝のように一流と言われる会社が問題を起こすと、中には本題の話ではなく「大会社の社員はたくさんもらっているからいいわね」と批判たらしく言う人がいます。
この言い草を聞くたびに思う事… 恵まれているのはそっちの方でしょ ということ。 それはつまり個人の国に対する貢献度という視点での話です。 個人が納める税金(負担)が市民サービス(受益)より大きいと言えるのは年収800万円以上だけだと言われています。 それ以下は受益の方が大きく、国に貢献しているどころか足を引っ張っているということです。 その足を引っぱている人も所得再分配が機能して等しく市民サービスを受けられるわけですが、少なくとも国に貢献している人を批判するなんていうのはもってのほか。 少なくともナマポを受けているような人は狭い歩道で高額納税者とすれ違う時には道を譲るべきだと思います。 高級外車に乗っていると道を譲られると聞きますが、それもそういった視点からは理にかなった行動と言えますね。 こんなことを言うと、納税をあまりしない早期リタイアを目指す人の意見とは思えないと言われそうですね。 ポジショントークをすれば反対側からの意見を言うべきなのでしょうが一方で現実は正しく捉えるべきだと思います。 この働けるのに働かずほぼ納税しないという早期リタイアという生活スタイルはお上にとってはけしからん存在です。 そんなことが目立ってしまうとお偉い役人が目をつけ肝心の金融資産が課税対象にもなりかねません。 偉そうに主張をするのではなく黙って恩恵を頂くという謙虚(?)な姿勢がリタイア生活を長く続ける秘訣ではないでしょうか? 肝心なことは早期リタイア生活を成功させること。この目的達成に反する態度は慎みたいと思っています。 |
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人生を楽しむベストタイミングとは
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2017/04/08(Sat)
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もう少ししたら会社の決算発表が始まる時期ですね。
増収増益から減収減益まで悲喜こもごもではありますが 「減収増益」 これをどうみるか? 会社組織では支持率にも例えられる収入が減っていることを問題視して結論としてダメという見方が多いですよね。 これは将来に向け会社が持続的に成長をすることを前提に考えているから。 では個人の家計ではどうか? わたしは減収増益ならトータルの収支としては改善しているわけで問題はないと考えます。増収増益よりもむしろ技ありって感じすらします。 これは、個人の人生は会社組織と違って拡大し続ける必要はないという考え方がわたしの根底にあるからです。ある程度の年齢からはむしろどう縮小していったらいいのかを考えた方がいいと思う。 なぜなら会社は(理屈上は)永遠に残る可能性はあるけど ヒトの人生は必ず終わりがくるからです。 これは大きな違いです。 両者はこの未来観の違いがあるわけで戦略も違って当然。 わたしの考える個人の理想のライフプランはこうです。 20歳~40歳までは資金を準備する時期。 心身ともに充実しているこの時期に人生を楽しめると言うことなし なのですが資金もないのにそんなことをしても先が見えています。この時期は苦しいのですが資金を作る時期と割り切るしかないかと・・・。 そして40歳~60歳までが人生を楽しむ時期。 自分の好きなことをすればいい。ここで楽しまなければ人生負けは確実。 結果、資産額カーブは減少の一途をたどることになります。 そして60歳以降は残っている資産で質素に生きる時期。 60歳時は40歳時に比べて金融資産額は大きく減少していてあとはわずかな年金収入(?)と金融資産により生きていく時期です。 大まかにこんな感じ。 これが60歳以降ならいつ死んでも後悔しないという晩期縮小前倒し型ライフプランの骨格です。 要するに楽しいことを楽しいと思える時期に実行することがキモ。 ライフプランはきれいごとではなくトータルとしていかに楽しく生きられるか、という視点で考えるもの。 お弁当のおかずで唐揚げが好きな人が最後に食べようと残しておくと食べないまま終わってしまうかもしれません。 唐揚げがおいしいと思える時に食べられるベストタイミングを探る必要があると思います。 |
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