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カネをどう有効に使っていくか
2017/09/25(Mon)
最近は「賢く貯蓄・・・」などのタイトルで節約指南の雑誌が出ていますね。
その中で貯蓄に有効として取り上げられているのが「先取り貯金」。
これは文字通り、収入を得たら使ってしまう前に先に確保しておくという手法。たしかに物理的に手をつけられないようにしたらその分は貯まります。

この手法はどうなのか?

これはなんとか合格ラインである60点を目指す節約初心者の手法だと思います。100点に大きく及ばないのは先取りしなかったお金はすべて使っていいという発想になりがちだから。

この先取り貯金。
これをしないと貯まらないという人がいますがこれは間違い。
有り金をすべて使い果たしてしまうという人には方法論としては有りというレベルでしかありません。

わたしは先取り貯金というものをしたことがありません。
いくら残すというより、無駄を省く取り組み、つまりプロセス重視の取り組みをしています。
なので方法としては、先取り貯金とは正反対の「残っただけ貯金」。

この方法は先取り貯金とは違いクリエイティブな活動であり節約を前向きに考えることにつながります。
大事なことは小手先のテクニックではなく強い意志だと思います。

豊かな生活をしたいというヒトの無限の欲望が資本主義の発展の源泉だと思うので、有り金を使い果たすというのはある意味これは健全。

問題は目の前の欲望なのか先々を見据えた欲望なのかということ。

カネを使わないことが人生の目的ではないので、わたしも寿命が尽きるまでには有り金すべてを使ってしまいたいと考えています。ペース配分には気をつけたいと思います。



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自分のコントロールは自分でする
2017/09/08(Fri)
早期リタイアに向け取り組む中で大事なこと、
それは

自分がコントロールできる範囲を広くしておく

ということかと思います。

人によって置かれている環境はさまざまですが、自分の意思に反することをしなければいけないことってあると思います。

例えば
・妻子を除く身内に自分が(経済的を含むすべてにおいて)面倒をみなければいけない人がいる
・結婚した相手に絶対譲れない趣味・嗜好があり、その出費が大きい
など。

このようなことがあると資産形成という命題がある人が目標に向かって全力で走ろうとしてもできません。言ってみれば障害物競走を走っているようなもの。これはかなりのストレスになります。

人によっては生まれおちた環境により最初っから不幸な立場に立たされることもなくはないですが、少なくとも自分からわざわざ不自由な環境を選ぶようなことをしてはいけないと思います。

これに関係することとして、このブログカテゴリーでよくあるのが『早期リタイア』と『結婚』をどのように考えるか、という問題。
どちらにより重きを置くかということが前提になるのは言うまでもありませんが、独身者の圧倒的な強みは自分の思い通りに生きられること。これは独身者が独身者である限り持っている大きな大きな特権です。

結婚したら得られる特権もありますが、結婚していないからこそ持っている特権も忘れてはいけません。

自分を一番理解しているのは自分自身であり人生を

コントロールする権利は自分が持つ


ということを認識すべきだと思います。

病気など自身に起因することは仕方ありませんが、その他の負の部分はシャットアウトできる・・・やはり独身者の方が早期リタイアまでのハードルは低いということになります。

セミリタイア生活ブログを見ると、結婚して早期リタイアに向けうまく取り組んでいる家族もいるし、早期リタイアを達成し、なおかつ家族との関係も良好という人もいます。
しかし全体としてみるとそのような成功者は少数派なのだと思います。わたしがブログで交流させて頂いている方はその少数派に属する方が結構いますが逆に言うと、そのようにうまくいっている人だけが「セミリタイア生活」カテゴリーに残っているように思います。



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