配当金生活は長続きしない
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2018/05/22(Tue)
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利子生活とか配当金生活って言葉に魅力を感じる人って多いですよね?
わたしも30代半ばくらいまではいい響きと感じていました。 配当金生活の概念、それは ①配当金だけで生活費すべてをまかなう ②配当金を生活費の足しにする どっちでしょうか? 一般的には①のことを指すかと思います。 わたしのリタイア生活は②を想定していますが、今日はみんなの憧れ、①について考えてみます。 仮に年間生活費を200万円、投資リターンを2%とする場合、必要資産は1億円です。年間生活費が200万円であれば1億円あれば投資元本が減らないということ。 カネを遣っても元本が減らない=憧れの生活 ということでしょう。 確かにそのリターンが確保できれば、寿命までその生活が可能ということになりますが本当にそれでいいのでしょうか? 元本が減らないということは、キラキラした未来があるように感じる反面、1億円を持ったまま寿命を迎えるということ。 それを良しとするのならいいのですが、わたしは絶対ムリ。 なぜなら、それなりに苦労して作った1億円という資産に手をつけることなく人生が終わってしまうということだから。その作り上げた年数が無駄になると感じてしまうのです。 例えば20歳から蓄財をスタートして40歳で1億円に達したとしても、純粋に①の配当金生活ができるのは50歳くらいまで。 50歳くらいからは元本を切り崩していかないと資産を残したまま・・・ということになるからです。 つまり、10年の配当金生活のために20年の時間を無駄にすることに合理性があるのかどうか?ということ。 結論:配当金生活は長続きしない |
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いちばん謙虚な年代は10代、次に20代・・・の順
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2018/05/14(Mon)
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昨日、わたしはいつも通り仕事をしていたのですが、母の日ということでショッピングセンター内の花売場で花ギフトの販売の応援をしていました。
母の日って花屋は超忙しいんですけど、贈る側の優しい気持ちがこっちにも伝わってくるんで意外と楽しかったりします。 中には学生さんっぽい若い男の子がひとりで来て花を買っていくんですね。アルバイトで貯めたお金でお母さんに花ギフトを買う・・・ うるうるもんです わたしは今年、何もプレゼントを準備していなかったのですが、その男子学生の姿を見て、すぐに妻に電話をして「花を買って届けて」とお願いしました。 昼過ぎまではそんな感じで若い人に学びつつ仕事をしていたのですが その後は一変。 別の仕事でいい年したおっさんが悪意により同僚を困らせようとしてのトラブル発生。 第三者の具体的な証言があるにもかかわらず、本人にヒアリングするととぼけた返答。 そしてヒアリング後に陰で悪口を言う上司・・・。 午前中とは正反対の大人の心の汚さを感じつつ、モヤモヤ感満載で一日を終えることになりました。 年をとるごとに外見と比例するように内面も劣化していく大人が多いと感じてはいますが、それを証明するような母の日となりました。 リタイアとは何にも関係ないのですが、自分への戒めも込めて記事にしました。 |
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底辺層と関わらないことの大切さ
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2018/05/10(Thu)
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風薫る5月といいますが、やはり気持ちがいい気候ですね。
一年でいうと5月、10月あたりが一番気候がいい月かと思います。 気候がいいということは多くの人が外出をするということ。多くの人…それは良い人だけではなく、悪い人もたくさん街に出てくるということす。 わたしはショッピングセンター内に勤めているので、お客様のクレームに頻繁に対応するのですが、やはりこの5月、そして10月というのは頭がいっちゃってるクレーマーが非常に多いと感じます。 運営面や施設面に対してのクレームもあるにはありますが、なんといっても一番多いのは接客応対など人に対してのクレームです。 5月に入ってからも何件も対応していますが、そのクレームの内容というのは取るに足りないどうでもいいようなこと。 従業員Aさんと従業員Bさんがおしゃべりをしていて気分が悪い、とかそんな程度のことです。 この内容の苦情って多いんですが、従業員同士のおしゃべりってそんなに気になるか?自分も客として他の店に行くことはあるけど、そんなことどうでもよくねえ? クレーマーというのは買い物に来てたまたま気分を害されたから文句を言うのではなく、文句を言うことを目的に店に来て、それから店のあら探しをします。すべてが完璧な店なんてありえないので、文句を言う材料が尽きることはありません。上げ足とりも大好きですしね。 そしてクレーマーの最終目的は責任者を引っ張りだすことなので、その目的を達成したらほとんどの場合、「頼みますよ!」と言って帰っていくんですけど、まあ面倒くさいですわ。ブログに嫌がらせコメントを寄せる輩にそっくりw そして、そのようなクレーマーには共通点があります。 それは非リア充であるということ。 よく自虐的に自分自身のことを非リア充と言ったりしますが、クレーマーは本物の非リア充。 自分より立場の弱い人にしょうもないことで攻撃してストレスを解消しようとするこの人たち…人生の不幸感ハンパないですわ。 これぞ THE 非リア充 この人たちが社会の底辺層であることは間違いないのですが、自分がそういう人たちと接点があるということ自体が情けないと感じる次第です。 |
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貧困化した人をどう評価するか
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2018/05/07(Mon)
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ネットの記事を見ると日本社会の貧困化が取り上げられていますね。
わたしはあまり真に受けてはいませんが、それについて思うことを書きます。 その貧困化してしまった人にインタビューをすると 「人生途中までは順調だったけど、その後、思いもよらぬことが起きて転げ落ちるように貧困に陥り今に至る」 というケースが多いです。 その思いもよらぬことの代表例が病気、リストラ、離婚。 これらのことって若い時から十分想定内のはずで、どうして若い時から貯金をしておくとか事前に手を打たなかったのか? 記事を見た人の中には『バカだなぁ』と思う人もいるかもしれません。 しかし本当のところはどうなのでしょうか? 本当にその人たちはバカなのか? その貧困化した人というのは、想定できるリスクなどお構いなしに若い時から貯金などせず全力で遊んできた人たちです。 その後、人生後半にそのリスクが現実化したとしても、その時はその時で生活保護など社会の手厚いセーフティネットがあることを彼らは知っています。 そう。人生を前倒しで謳歌してきたうえに、人生後半も健康で文化的な生活は保障される。つまり、考え方によっては負けなしの人生なのです。 前半勝ち、後半引き分けの言ってみれば1勝1分。 一方、若い時から真面目に働き遊ぶこともせず、少ない給料をコツコツ貯めてきた人というのも前者と同様、想定外のことでお金を失ってしまうことがあります。 将来に向け慎ましい生活をしてきた人はその結果、人生前半は苦労し、後半も報われないということになります。 言ってみれば1敗1分。 さて成功者はどっちなのでしょうか? もしリスクが現実化してしまうという前提であれば、前者の方が正しい選択になる場合もあります。 人生の後半に不安なく生活を送ることができる というのが理想と考えられがちですが、人生のどのタイミングで楽しむかというのは本来自分自身が主体的に決めること。 若いうちにその判断をして、楽しめる時に楽しんでおいたその人は決してバカではないのかもしれません。 |
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