平成の振り返り その3
|
2019/02/04(Mon)
|
今日は自分の平成史3回目、平成21年~現在までの振り返りをします。
と言っても大きな変化と言えば、結婚をしたということくらい。 結婚と早期リタイア という相性の悪い関係性を中心に書きます。 リタイアブログの中には、早期リタイアと結婚の両立は難しいとの考えから結婚は“してはいけないもの”のひとつとされていたりします。 たしかに独身はカネ、そして何よりも生き方の自由がきくので、その意見はごもっともなわけです。 もし結婚して、奥さんともどもリタイアできる資産があっても、その奥さんにお金の問題以外で強烈な反対を受けたら、それを無視して強引にリタイアすることはできません。 つまり結婚後のリタイアは、お金だけの問題ではなく、もうひとつ超えなければいけないハードルができるということ。 リタイア生活ができる資産を作り上げるのも大変なのに、それに加えて人を納得させるという任務が増えるのです。 お金の問題に加えて、相手が「人」という難しい問題を抱え込むことになります。 どうしてもリタイアを譲れない者にとっては、「それなら結婚なんてしなければいい」という結論になるのは自然なことといえます。 それなのにどうして結婚したか? 早期リタイアを延期してでも結婚したいと思えるほど、今の奥さんが結婚相手として良かったということ。 早期リタイアという特殊なw希望を持つ者にとって複雑な想いはありますが、総合的に考えて早期リタイアよりも結婚が優先したということです。 独身の方がこのブログを見ているかもしれないので触れておきますが、結婚する前にお付き合いしている相手に早期リタイアの強い希望を伝えるべきかどうか? 伝えて賛同してもらえたらそれに越したことはありませんが、わたしの場合はそこまではできませんでした。 夢としてそんなことができたらいい という程度のことは話しましたが、どうしてもやり遂げるという意気込みでは話していません。 それは結婚の話自体がなくなるリスクと向かい合うことになるからです。 そこはみなさん、お気を付けて。 早期リタイアはあくまで特殊な願望ですからw わたしも不幸になるために早期リタイアをしようと思っているのではなく、その逆なので奥さんにも丁寧なプレゼンにより理解をしてもらえると考えていたわけです。 そして10年経った今どうか? 早期リタイアの魅力と安定した生活が持続できることを丁寧に説明して、ある程度の理解をしてもらっているという感じです。 大反対されていないだけでもありがたく、理解のある奥さんだと感謝しています。 わたしは以前からこのブログで40代後半でのリタイアを公言してきました。今現在、48歳になったばかりで資金面、奥さんの理解、会社のズタボロ度の高まりと早期リタイアの条件が整いつつあります。 ここから先はリタイア生活の不安面はできるだけ心の隅に追いやって、当初憧れたリタイア生活のキラキラ感だけを考えて楽しく過ごしたいと思っています。 |
![]() |
平成の振り返り その2
|
2019/02/01(Fri)
|
今日は自分の平成史2回目です。
今回は就職をした年、平成5年から平成20年までのお話しです。 就職していよいよストレス満載の生活が始まるわけですが「仕事つらいな」と思いながらも、22歳の就職当初から早期リタイアを目指していたわけではありません、さすがに。 毎日そう思いながら、この時期は“何か”を模索していた日々だったと思います、今思えば。 そしてその“何か”に気付き始めたのが27歳の時。 この時、わたしは仕事のストレスで職場で立ち上がることができなくなって一週間ほど入院してしまいました。 その一週間は何をするわけでもなく病院のベッドで横になっているだけなのでヒマ。 人間、忙しい時は何も考えることなく日々が過ぎ去るのですが、時間があるといろんなことを考えます。 わたしがその時に考えていたのが このまま立ち上がれなくて、仕事ができなくなったらど うなるのか?そうなった時に自分を助けてくれるも のは何なのか? ということ。 その時にたどり着いたというか、すぐ頭に浮かんだのはやっぱりお金の存在でした。 それしか思い浮かばなかったですね。 わたしは性格上、他の人に頼って生きる、というのは嫌いなので、良き伴侶を見つけて支え合うという答えはまったく頭の中になかったです。 しかしそうはいっても当時27歳の若造。 新車も買って趣味にもお金を使っていたので、当時の金融資産は800万円程度でした。このカネで何とかならないかと考えていたのを覚えています。 これが早期リタイアを考えた最初でした。 そうこうしているうちに、回復して普通に働けるようになったのですが、その時の不安な気持ちが強烈過ぎて、その後も自分の将来について考えることが多くなっていきました。 もし自分が健康であっても勤めている会社がなくなるかもしれないし、その働けなくなるリスクと「仕事つらいな」の感情が相まって早期リタイアの願望が大きくなっていったわけです、ハイ。 この“働けなくなる不安”はわたしだけではなく多くの人が感じる不安かもしれませんが、わたしはその入院のおかげで27歳という若い時期にそれを考えるきっかけができました。望んで入院したわけではないですが、このことが結果として、その後の自分に良い影響を与えることになります。 良い影響・・・そうです。そのリタイア願望が生まれてからは、貯蓄スピードのギアが上がることになるのです。 直後に運よく昇進をし、収入も大幅にアップしていったのですが。。 そううまくもいくはずもなく・・・30代に入ると会社から転居を伴う転勤を命じられ、慣れない環境で仕事もストレス度MAXの暗黒時代に突入します。。 しかし反面、金融資産はそこそこ増えていたので、そのストレスフルな日々から逃避すべく早期リタイアへの願望が本格化していきます。35歳頃の金融資産は3500万円くらいでした。 わたしは30歳で家を購入しているので、35歳頃はローン支払い真っ盛りだったのですが、それでいながら その金額まで持っていけたのは頑張ったほうだと思います。 これくらいの金額に到達すると、早期リタイアに現実味が帯びてくるのでお金のシミュレーションをするのも楽しくなってくる頃です。 わたしも運用利率が○%ならどうか?という具合に、毎日お金の計算ばかりしていたのを覚えています。 当時はまだ独身で結婚する予定もなかったことから、40歳前には経済的にリタイアできる状態になると考え、それを希望に仕事を続けていました。 しかし、その後結婚することになります・・・これは3回目の記事で。 |
![]() |
| メイン |
|