リアル社会で早期リタイアを語るのは難しい
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2019/10/14(Mon)
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退職月の10月に入って、社内にはわたしが退職をすることが知れ渡りました。
一報を聞いて、興味本位で根掘り葉掘り聞いてくる人もいますが、意外と多いのはあえて距離を取って何も聞いてこない人。 生活レベルを維持できないであろう(?)不幸な人を慰めるのはちょっと・・・という感じでしょうか? そして寄ってくる人が聞いてくることは、いつもワンパターンです。 ①退職理由 ②次の仕事 このふたつ。 たまに家計状況まで踏み込んで聞いてくる人もいるにはいますね。家のローンはどうとか、子供はどうなの?とかそういうことです。 ②については、決まっていないので正直に「決まっていない」の答えでいいのですが、問題は①の解答。 正直に言っていいのなら 「人生の残り時間が少なくなってきたので、ここから先は楽しいと思えることをして生きる」 なのですが実際、質問者を目の前にしてこれを言うのは難しいです。 まず自分より年上の人にはこれは言えません。そりゃそうですよね。自分より年下のわたしに「人生の残り時間が少なくなってきた・・・」を言われて気分がいいわけがないと思うからです。 同じくらいの年の人にもちょっと言いにくいですね。相手の取りようによっては、生き方を否定されているようにもとれるからです。 簡単に方向転換をできるようなことであればいいのですが、この問題には必ずカネの問題が絡むので、人によっては残酷な仕打ちになってしまうからです。 そういう意味で選択肢の多い若い人になら本音を言いやすいんですけど、そもそも若い人はあまり聞いてこないんですよねw こんな感じなので会話の中で「早期リタイア」なんて単語を出せることはなく、本音を言えないままの歯切れの悪い会話になってストレスを感じてしまいます。 まあ、早期リタイアを語る時にカネの話を避けることはできないわけなので、結局はリアルの知人よりもネット上の見知らぬ人と話す方が相性がいいということを改めて感じました。 |
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