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普段のお買い物で気を付けていること
2020/06/20(Sat)
リタイアしてからというもの、毎日の食品のお買い物はわたしの役割となっています。
わたしの家から徒歩5分以内に2軒のスーパーがあり、そのうちの一軒がディスカウント業態のスーパー。そしてもう一軒が普通のスーパーです。

利用比率としてはディスカウントスーパーが8割、普通のスーパーが2割といったところでしょうか。
以前はあまり価格を気にしない妻がお買い物に行っていたので、利用比率が今の逆となっていましたが、今は最適化されたと思っています。

以前のうちの妻もそうだったのですが、ディスカウントスーパーをなぜか毛嫌いする人っていませんか?
どうしてなんでしょうか?

「普通のスーパーはディスカウントスーパーに比べて生鮮食品の品質が良いから価格も高い」と言う人もいますが、それは本質的に違うと思います。
価格の差というのは、それぞれの企業戦略に基づいた荒利益率と経費率のバランスの取り方、つまり構造の違いから導き出されるものです。
品質と価格を天秤にかけるということでは、全く同一品であるグロサリー商品の価格差の説明がつかないので、それは間違いといわざるを得ません。

ちなみに食品スーパーの荒利益率(スーパーの取り分)は普通のスーパーで25%くらい。対して経費率がちょっと下の22%くらいです。
この差が利益となっています。
ディスカウントストアは荒利益率が18%くらいで経費率が16%くらい。

質素な店の作りで、従業員の制服もなければ、接客技術向上の教育もほとんどせず、経費を落とし、さらに商品の価格を抑え荒利益率を抑えることであの価格を実現しています。
まさに企業努力のたまもので、わたしはいつも有り難く利用させて頂いています。

また、ディスカウントストアは経費を抑えるためチラシ広告の折り込みも少なめにして、一律にディスカウントをしているので、タイミングを気にすることもなく安心してお買い物ができます。
基本、毎月○日は全品5%引きというような日に買えばそれでOKという具合。それ以外のことはあまり考える必要はありません。

あえてわたしが買い物で気を付けていることといえば、特定の商品が期間限定で円引きされていたり、ポイントが付与される商品の発掘、積極購入くらいでしょうか?
安くなっているモノを積極的に買うのは当たり前なのですが、中にはスーパーとメーカーの両者がタイアップをすることで実現した安売り品があります。

あれは安売りの原資を販売奨励金という形でメーカー側が持つという手法です。あれは恐らくメーカーの複数の部署からのお金がでることによって実現していると思われます。営業と販促とかね。
こんな感じで複数の当事者が力を入れて販売することになるので、とんでもない価格が出ることがあるのです。

ご存じの通り、イオン系ではさらにイオンカード、WAONカード決済と縛りをかけることで底値とも言える価格を打ち出しています。今だとアイスクリームがいい価格が出ることがありますのでお気を付けください。

ではまた。



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趣味の商店街巡り(大阪編)
2020/06/07(Sun)
6月4日~6日の三日間、大阪、京都の旅行というか商店街巡りに行ってきました。
今回訪れたのは基本アーケード付き商店街ばかりです。

アーケード付き商店街の何がいいかと言うと、個人のお店の集合体なので商品や店の作りなど個性的で見てて楽しいんです。
そして天候に左右されないのも良い点です。この時期晴れたら暑いし、雨が降ったら鬱陶しいのですが、アーケード商店街はその両方をクリアしてくれます。今回も快適に過ごせました。

ちなみにアーケード商店街の日本の分布は西高東低。特に大阪がぶっちぎりで多く、次に兵庫、福岡と続きます。
というわけで今回はアーケード商店街の聖地ともいうべき大阪にお邪魔したわけです。

今回訪れたのは、大阪市北部にある
①十三駅周辺商店街
②京橋駅周辺商店街
③天神橋筋商店街
④阪急東周辺商店街

商店街にもいろいろな特徴があるのですが、わたしが好き嫌いを決める独自の評価項目がいくつかあります。
・個性 
・集積度
・全体の活気
・地元民の生活感 
・純喫茶
・衣食住遊のバランス 
 などです。

つまり自分がここに住みたいかを念頭に、これらの要素をひっくるめて総合評価をします。

順に見ていきます。

①十三駅周辺商店街(淀川区)

十三

十三2

この商店街は今回唯一、大阪環状線の外にあるということで他の商店街に比べて地元民の生活感をしっかり感じとることができました。
通路に商品を大きくはみだしたり、食品の衛生管理など、コレどうなの?と思う面もありましたが、それがきちんとなされていたらそれは大阪商人ではないので問題なし。「保健所なんぼのもんじゃい」という安定の大阪スタイルです。

細かい部分では焼肉屋の数はスゴいが純喫茶など休憩できる場所が少ないなどややバランスが…。西口の栄町商店街など歓楽街の要素もありおっさんは楽しく暮らせそうでした。

あとおまわりさんが暴れるおっさんをカクホ!している場面にも遭遇して大阪の日常を感じられましたw
100mあたりの防犯カメラの数も11個と非常に多く夜の治安が気がかりではありますが、他の評価項目も一定以上で総合評価は5段階中3.5。

②京橋駅周辺商店街(都島区)
京橋

ここは環状線の主要駅のひとつで、商店街とあるが一部を除いて地元民の生活臭はなく、会社帰りのサラリーマンのストレス発散の場と思われる。街の雰囲気は東京新橋の様。
立呑み、焼肉・ホルモン、パチンコ、風俗店とおっさん仕様。
特に立呑み屋の数、賑わい度は非常に高く、昼間っからあんなに多くの人が呑んだくれている光景は初めて見ました。
こんな感じで「遊」のポイントは突出しているが、その他項目がそもそも商店街としては不足気味なので総合評価は甘く見て3。

③天神橋筋商店街(北区)

天神橋

天神橋2

ご存じ、日本最長の商店街といわれる場所でアーケード総延長は2.6km。アーケードが付いている一丁目から六丁目までかなり長いが散歩が楽しい商店街です。
普段使いで地元民にとってなくてはならない街で、集積度、個性、活気、生活感、休憩できる喫茶店と、わたしの評価項目はほぼすべてカバーしていて王道を行く商店街といえます
他と比べればやや大人しいような感じもしますが、それは本通りを歩いた場合であって狭い路地を一歩入るとアルコール度数が一気に高まります。

宿泊地がこの近辺だったので、何度も足を運び商店街オタクの心をくすぐる街でした。通りにスーパー玉出もあり惣菜も充実。住むにもオススメの場所。総合評価は4.5。

④阪急東周辺商店街(北区)

阪急東

阪急東2

ここは大阪駅に向かう途中にたまたま見つけて立ち寄ったのですが、商店街ではなく歓楽街が正しい。「いくつ無料案内所あるねん」的な街です。
東京で言う新宿歌舞伎町といったところでしょうか。100mあたりの防犯カメラの数は16個と断トツ。住むならヨハネスブルク並の鉄格子が玄関に必要かも。
実質商店街ではないので評価はできません。

今回お邪魔したどの街にもほぼ共通して言えることは、焼肉屋、立呑み屋、防犯カメラ、100円自販機の数が考えられないほど多いということです。
このことからうかがえる街の背景はどんなものなのかを思い巡らすのも楽しいですよ。最終日に京都に立ち寄ったのですが大阪との雰囲気の違いは歴然。ともにとてもいい街でした。

今回の商店街巡りは自分の趣味とともに経済を回すことも目的としてあったので阪急東周辺商店街を除き何かしら消費をすることができて良かったです。



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