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どん底について考える
2020/08/20(Thu)
コロナの影響で給料が減ったりして、それまでの生活レベルが維持できなくなると、「今が人生どん底」と感じる人がいるようです。主観的なことなので、本人がそう感じればそうなのかもしれませんが、多くの場合、それってホントにどん底か?と思うことがあります。

わたしは今まで49年間 生きてきて、どん底と思ったことは一度もありませんが、では具体的にどんなレベルにあれば、どん底なのでしょうか?
あえて基準を示すなら、5大欲求の一番下の生理的欲求を満たせない状況でしょうか。
つまり、食うものも食えない状況。

この時期なので例に出させてもらいますが、太平洋戦争中、特に南の島の最前線で戦っていた日本の兵士たちは敵からの攻撃で生命の危機にさらされていたうえに、食べるものもない極限状態だったといいます。
このような人たちのおかげで、今のわたし達の豊かな暮らしがあるわけなのでホントに感謝しなくてはいけないと思います。

それに比べ今は生活保護まで落ちようが、犯罪者になって収監されようが、食べるものは手に入りますよね。こんないい時代に軽々しくどん底なんて言わないでほしいものです。

貧困状態にあることを表現する時に「パンをかじって生きる」とか言うけど、あの表現にも違和感があります。
わたしの意見としては、身の安全が確保された場所でパンを食べられるなんて、そんなものはどん底でもなんでもない。
ましてや今の人のどん底状態とは「食べるものもない」と言っておきながら、子供の塾代は削れないとかスマホは手放せないとかそういったレベル。

「歴史に学べ」とはよく言いますが、学んで自分に当てはめて具体的にどう生かすかが大事。
わたしは歴史に学び、ハングリー精神を養えたことで早期リタイアが達成できたと思っています(冗談ではなく)。
わたしに限らず、リタイア達成者がそれ以外の人と何が違うのかと問われれば「ハングリー精神があるかどうか」と言えるのではないでしょうか。



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カネは生きているうちに使え
2020/08/01(Sat)
先日、昔付き合いのあった友人と街でばったり出会いました。
話がはずんだので久々に食事をしようということになりお話をしてきました。

彼はわたしと同い年の49歳。いまだ独身で仕事はきちんとしているとのこと。
なんせ15年ぶりなので、いろんなお話をしましたが、その中で彼から将来のお金の心配についてのお話がありました。

自称貧乏暮らしアドバイザーのわたしとして、ここは本領発揮すべきところなので詳しく聞いてみました。
彼の支出状況を聞くと、多くの人が陥りやすい点が彼にも当てはまっていることがわかりました。

そうです。保険代、スマホ代の無駄です。特に生命保険代。

彼は現在独身、子なし。今後、チャンスがあれば結婚したいということは言っていましたが、少なくとも今、彼に万が一のことがあっても経済的に困る人は誰もいません。
ちなみに彼は数千万円ほどの金融資産を保有しているとのこと。死亡保険は必要ありませんね。
その必要がないものに、毎月1万円以上払い続けているということだったので、見直しをアドバイスしたという次第です。

ネットの家計相談でもそうですが、お金の専門家から支出面で指摘をされるのは大体が保険代かスマホ代です。とんでもない無駄遣いをしている家計でなければ、指摘はこのあたりに集約されるのでしょう。

独身、下手したら相続人もいないのに死亡保険をかけ続けているというのを見ると、見直しや解約など面倒くさいことを直視しないのが人間なんだなと感じますね。

ここまではありふれた家計相談なんですが、わたしが思うことがもうひとつあります。
それは、このように各支出項目の無駄探しも必要とは思いますが、わたしは別の視点からの無駄探しをしてはどうかということです。

たとえば、500万円の貯蓄をするために命を削る思いで頑張ってるのに、死亡時は2000万円残った、というのがよくある話。
それであれば500万円をためる必死の努力は必要なかったというわけです、結果的に。
その努力をしなかったとしても死亡時、単純に1500万円残ったということですから。

金銭的な余裕を持つことで安心感を得たい、ということはわかりますが余裕の持ちすぎには注意。
「過ぎたるは及ばざるが如し」・・・このことわざは結構ポイントを突いている、とわたしは思っています。

つまり、その使い切れなかった資産を貯めることに要した時間・苦労の無駄に着目した方がいいと思う。
この無駄がなければ、もう少し自分らしく充実して生きることができたかもしれません。
言いたいことは、カネは生きているうちに使って上手に着地しろ ということです。
それを実行するためには、将来の収支の予測をできる限り正確にして、ブレを小さくすることが絶対必要ですけどね。

もっというと、このように高齢者がたくさん貯め込んで世間にカネを回そうとしないことで日本の景気は上向かないままです。
相続税の仕組み(税率、各種優遇控除)を変え、構造を変えることで、個人にとっても国の財政にとってもいい方向に作用すると考えています。



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