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早期リタイアへの難癖はスルーで
2021/03/27(Sat)
先日、以前働いていた職場の人から久しぶりに連絡がありました。
仕事上の質問だったのですが、それはすぐに終わって 「いま何してんの?」 となりました。

嘘をつくこともないので「何もしてないよ」と答えると
「ホントに?辞めてそろそろ1年半にもなるのに、なんでそんな生活が成り立つの?」と。

彼にはわたしが退職をするときに「退職後はたぶん何にもしない」と言ってあったのですが、どうもそのことが気になったらしく、特に連絡する必要はないような程度の仕事の質問でしたが電話をしてきたようです。

「1日1食で食いつないでいます」と言って、和やかに電話は終わりました。ただ、中にはいろいろと難癖をつけたがる人はいるようで。。

しかし、実際問題として労働での収入に限らず、収入が支出より多ければ生活が破綻することはないんですよね。
破綻どころか経済的にはより豊かになっていきます。

わたしは子供がおらず教育費はゼロ。住宅ローンもずっと前に完済しているので支出を抑えることができています。しかし、個人の環境に関係なく 収入>支出 であれば破綻はしないし
収入<支出 であってもストックがあれば破綻はしません。

こんなことは簡単な計算ができれば理解ができるはずなのですが、わかろうとしない人がいます。そして妬みなのか何なのかわかりませんが、その人たちによってFIREを達成した人をディスる構図が残念ながらあります。

フルマラソンを2時間で走りきった人に対して、「わたしたちはまだ走っているのに、あなただけゴールで休んでいるのはおかしい」と言っている感じでしょうか。

言うまでもなく、スゴいのは2時間で走りきった人です。
このような敗者の理論は聞き流して、自分がしたいことを実行したい人、また、自分がしたくないことを実行したくない人(←コレ全員のはずですが…)は、それができる環境に身を置きましょう。



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Mr.サンデーのFIRE特集をみた感想
2021/03/01(Mon)
昨日、なんとなくテレビをつけていたら、Mr.サンデーでFIRE特集が始まりました。
内容はFIREを目指す若者2例の取り組みとFIREを達成した若者の今までの取り組みと今現在の生活を紹介する形でした。

1例目は20代後半の夫婦。
共稼ぎ。収入が多いわけではないが、2人とも将来のFIREに向けて足並みが揃っており、投資も含め収支の管理をしっかりと行っていました。
FIREは45歳で5000万円を確保して実行するという明確な目標がありました。金融資産は現在700万円といったところ。

この夫婦の最大の強みは夫婦がふたりで同じ目標に向かって進んでいることです。

FIREというのは、一部の少数派だけが考えているちょっと特殊な目標です。その特殊な目標ゆえに夫婦が揃って目標に進めるというのはどちらかというとレアな例。どちらか片方が反対、もしくはいい顔をしないといった事態になりがちだと思います。

そうなっていないことが何よりも大きい。
いまの取り組みを進めていけば45歳5000万円は問題なく達成できるでしょう。
若い夫婦ですので、今後子供をどうするかという問題はあるでしょうが、ふたりに子供よりFIREを優先する考えがあるのであれば、目標達成に向け視界良好をいったところではないでしょうか。

2例目は20代後半の女性。
不動産収入によりFIREを目指しているとのこと。
将来子供が欲しいということで、30代半ば過ぎまでに資産を作ってそれ以降は子供との時間を多く持ちたいという考えの持ち主でした。
不動産投資の是非については、よくわかりませんが明確な目標に向け積極的に投資活動をしており成功する例のような方かと思いました。

一応リタイアを実践している身から言うと、生き方の優先順位をはっきりしておくといいと思います。
FIREをクローズアップしていましたが、この方には2つの目標があります。FIREすること。そして30代半ばまでに子供を持つことです。言うまでもなく、目標はひとつよりもふたつの方が難易度は上がります。

30代半ばまでに目標とする資産ができたとしても、その時期に良いお相手がいて、さらに子供ができることは別問題です。
両方達成できると言うことはないのですが、もし何らかの理由で両方達成するのが困難な時に、どちらを優先するのかを決めておくと尚良いと思いました。

そして最後に30歳、金融資産7000万円でFIREを達成した方の紹介がありました。
早期リタイア界隈でも有名な方らしく、わたしも名前だけは聞いたことがある方でした。
一流企業に勤めて資産を作り、30歳という若さで自分が生きたいように生きている。これも素晴らしいと思いました。

一流企業勤務により収入が多く、さらに株式市場の上昇の波にうまく乗った成功例ですね。
いまの30代の方は株式市場の上昇に恵まれた世代ですが、その好機をしっかり拾えたことが強運の持ち主。例に漏れず支出の管理もしっかりできる人のようでした。

金融資産が3000万円ほどなら30代でもたまに見かけますが、7000万円という多額を持っているのは驚きです。
また、労働による収入が非常に多かったにもかかわらず、それを捨ててFIREの道を踏み出した決断力を真似することができる人は少ないでしょう。

彼の場合は30代前半と若く、この先が非常に長い。その不確実性についての不安はどうしても付きまとうのですが、農業の手伝いをしたり除雪作業をしたりなど、バイタリティ旺盛な感じも見て取れたので大丈夫でしょう。

このような若者の誠実な取り組みに対して、文句を言う人はどこにでもいますが、雑音は無視して自分を信じて頑張って欲しいと思いました。



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