FIRE実現のためには思い込みも大事
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2021/08/27(Fri)
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相変わらず家に閉じこもっているのでYouTubeをよく見ています。
先日、YouTubeでひろゆきがセミリタイアしている読者の質問に対して回答をしていました。その内容はこんな感じです。 質問者:58歳、ひとり暮らし、セミリタイア済、資産8000万円、現在年収200~300万円(年間生活費も同じ)、持ち家、借金なし、年金月額13万円予定 質問:このまま人生逃げ切れるか? ひろゆきの回答:逃げ切れるし、逃げ切ったと思い込んだ方が人生楽しいのでそうした方が良い わたしはひろゆきのファンというわけではないのですが、この質問に対する回答には強く賛同しました。 この質問者に対して「逃げ切れる」と回答したことに賛同ということではなくて「逃げ切ったと思い込んだ方が人生楽しい」という回答に対しての賛同です。 質問者の経済的な状況を見ると、余裕で逃げ切れるというのは簡単にわかると思います。ここで大事なポイントはこの質問者に対して経済的なことではなく心の問題をアドバイスしたことにあります。 多くの人はFIREを実現するために3000万円だったり5000万円だったり、お金を貯めることに打ち込みます。その金額というのは将来の生活に必要な金額であることが第一なのですが、それと同時に自分の中の“経済的に破綻してしまうかもしれないという漠然とした不安”を覆い尽くせるだけの金額でもあると思います。 ただ、この「将来の生活に必要な金額」と「不安を覆い尽くすために必要な金額」というのは必ずしもイコールではないと思います。 多くの場合、後者の方が大きい金額になりがちです。経済的にはクリアしたけど、気持ち的に心配だからまだFIREは無理といった理屈ですね。これは多少ならいいのですが、後者が前者に比べて大きくなりすぎることは合理的でないと感じます。 特に心配性な人ほどリスクを過大に見積もってしまい、結果として誤った判断に至ることがあると思います。これはコロナワクチンの接種を拒否している人にも通じるような。。 95%大丈夫だと思うけど100%でないと安心できないなんて考えていると、その100%は永遠に来ません。というか自分の定年の方が先に来てしまいます。 ひろゆきの言うように、思い込みというのは結構大事だと感じます。 |
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