現在地を正しく認識する
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2015/12/14(Mon)
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昔、子供の頃に制服を着た高校生を見ると大人に見えたものです。
で、いざ自分が高校生になった時は大人としての自覚があったか? いえいえ全然でした。 子供のころに感じた高校生と現実の高校生との間のギャップが大きかったのです。 高校生になれば体型も大人に近く、外見だけで判断すると大人に見えたということでしょうが問題は中身が成熟しているかどうか。内面は背格好ほど早く成長しないということなのでしょう。 そのようなギャップを感じた人は多いと思うのですが、それは過去の自分だけではなく今にもあてはまるのではないでしょうか? つまり自分がいま人生のどのあたりにいるのか現在地を正しく認識しているかどうかということです。 わたしは今40代なかば。 昔に比べれば寿命は長くなったとはいえ日本の男性の平均寿命からすれば人生の後半戦。もうとっくに折り返し点を過ぎています。 40歳を過ぎた男性がこれから生きることができる時間は、いままで自分が生きてきた時間よりも短く日々刻々と短くなっているわけです。 この真実はみんなに当てはまるわけですが世間では60歳、70歳のおじ(い)さんが必死こいて働き続けています。 フルマラソンに例えるなら60歳の人は30km過ぎ。70歳の人なら35km過ぎといった感じでしょうか。 自分だけはゴールが42.195kmではなく50km、60kmともっと先にあるんだ、という根拠のない特別な人扱いはしないほうが賢明でしょう。 若いうちからこれを考えある程度計画的に生きることで人生を楽しむことにつながると思うのですが、もし歳を重ねてしまったとしても軌道修正はできると思います。しっかりと自分の現在地を認識しこれからの生き方を考えることが必要かと思います。 後悔してても過去は変えられません。これから先をどう楽しむかが大事。これを考えて行動しなければ何のために生きているのでしょうか? しかし周りを見る限りそれを考えない人が多数派。もったいないなぁと感じます。 |
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コメント |
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死ぬ間際の後悔のひとつに、あんなに働かなければ良かった、というのがあるそうです。 自由な時間を満喫することがなかった人生への後悔でしょうね。
2015/12/14 15:24 | URL | 招き猫の右手 #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
招き猫の右手さん > 死ぬ間際の後悔のひとつに、あんなに働かなければ良かった、というのがあるそうです。 > 自由な時間を満喫することがなかった人生への後悔でしょうね。 それに気付くのがどうして死ぬ間際になってしまうんでしょうね。 若くして突然亡くなってしまったのなら仕方ありませんが、ほとんどの人はある程度寿命を予測できるはずであって自由な時間を満喫することはできると思うのですが。
2015/12/14 18:45 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
- 現在地を正しく認識することに余り意味はないでしょう。 -
> 世間では60歳、70歳のおじ(い)さんが必死こいて働き続けています。 大概のおじ(い)さんは貯金などなく、住宅ローンやら子供の教育費で金が出て行くばかりなので働く以外の選択肢はないです。 自分がどこにいようが働いて、税金と年金を搾り取られる人生しかありません。 今後、少子高齢化でますます進むので、現役世代の負担はますます重くなっていくでしょう。 日本の場合、おじ(い)さんは、一旦、職を失えば、二度と同じ収入を得ることはできません。 今現在の収入を前提にローンやら子供の教育費を支出しているので、死ぬまで働き続けるしかないでしょう。 これからの人生とか、死ぬときの後悔なんて考えいる暇は無いと思います。
2015/12/17 17:44 | URL | 見知らぬ男 #HuBhO90w[ 編集]
- Re: 現在地を正しく認識することに余り意味はないでしょう。 -
見知らぬ男さん 若いうちに考えて取り組む方が有利なのは間違いないと思います。 みんなが今の現状をリセットできるわけではないのですが、ここから先どのように自分が望む生き方に変えていくか軌道修正ならできるのではないでしょうか?これをできると思わないとホントに寿命まで空しい人生で終わってしまうので少なくともそう思った方が良いと思います。
2015/12/18 11:03 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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