早期リタイア失敗の恐怖は現実にはならない
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2017/07/29(Sat)
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早期リタイアを目指す人が「どうして早期リタイアを目指すか」と質問されたら「イヤなことはせず限られた時間を楽しく生きたいから」というような答えが返ってくると思います。
わたしもそうです。 では「早期リタイアすることで何か恐れていることはあるか?」と聞かれたらどうでしょうか? それは「質素な生活さえできないほど経済的に困窮すること、つまり野垂れ死にすること」 ではないかと思います。 しかし早期リタイア実現に計画的に取り組んでいるきちんとした人たちがそんなことがありえるのでしょうか? 何も考えず生きている人がたくさんいるにもかかわらず、食べるものがなくなって餓死したなんて聞いたことがありません。弱者に優しいセーフティネットもありますしね。 しかし仮にそういう状況に追い込まれたらどうするか? 人間は基礎的欲求である生理的欲求、そのなかでも食べるものがなければスーパーやコンビニで万引きでも何でもするでしょう。 それ犯罪でしょって? 今日食べなければ死んでしまうというほど追い込まれた状況の人が「これは犯罪だから止めておこう」なんて判断になるのでしょうか? いや、ならないでしょう。 たぶんわたしはならない。そこまで追い込まれたことはないから「たぶん」としか言えないけど。 仮に万引きをして逮捕され刑務所送りになったとしても衣住食のすべてが確保されます。健康体であれば塀の中で仕事もできるし勤務時間は8時~17時という実働8時間の毎日がノー残業デー。 運動不足になったり酒浸りになったりすることもなく考え方によっては超健康的な生活を送れます。 デメリットは世間体が悪すぎることと自由がなくなることだと思いますが餓死することに比べたら苦痛度合いはずっと下。 マズローの欲求5段階説によると、餓死しそうになることは第一段階の生理的欲求を満たせない状態。犯罪を犯して刑務所に送られるというのは第二段階の安全欲求までは満たしていて その次の社会的欲求が満たせていない状態です。 どちらが崖っぷちか? 人は極度にのどが渇くと汚い油が浮いた水でさえも飲むのです。 それが答え。 ということで早期リタイアを目指す人が心に抱く恐怖は現実とはならないという結論になりました。 |
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コメント |
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早期リタイヤ失敗による恐怖というものは、準備していて計画的にリタイヤした人には、ほとんどあり得ないでしょうね。 経済的にも精神的にも、問題が出そうにない。 もちろん、戦争とか、大災害(日本沈没レベルの)が起これば別でしょうけど。 今一番の恐怖は、長生きの恐怖です。 生かされちゃう恐怖ですね。
2017/07/30 17:37 | URL | いろいろでセカンドライフ #-[ 編集]
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今の社会保障なら大丈夫だと思います。仮に働いてもやりくりは楽勝でしょう。その逆、余りすぎることの方が問題。
- Re: タイトルなし -
いろいろでセカンドライフさん > 早期リタイヤ失敗による恐怖というものは、準備していて計画的にリタイヤした人には、ほとんどあり得ないでしょうね。 > 経済的にも精神的にも、問題が出そうにない。 > もちろん、戦争とか、大災害(日本沈没レベルの)が起これば別でしょうけど。 > > 今一番の恐怖は、長生きの恐怖です。 > 生かされちゃう恐怖ですね。 実際リタイア生活されている方のご意見は説得力あります。たとえリタイア可能な状況にあったとしてもリタイアしたのかしていないのかでは大きな大きな差があると思うんですよね。 長生きの恐怖ですか?平均寿命+10歳が自分の寿命という想定です。
2017/07/31 19:52 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
たんちんさん > 今の社会保障なら大丈夫だと思います。仮に働いてもやりくりは楽勝でしょう。その逆、余りすぎることの方が問題。 心強いご意見がここにも。 たくさん稼いでもあまり稼がなくてもしあわせの量は大差がないようにできているのかもしれませんね。 余り過ぎることのリスク・・・これを減らすためには戦略が必要でしょう。わたしは人生の楽しみ前倒しです。
2017/07/31 20:03 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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