理想の資産カーブ
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2018/04/06(Fri)
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先日、どこかのサイトで世代別の平均貯蓄額の記事が載っていました。 これをグラフにするとこんな感じになります。

こういう記事は見飽きた感もあるのですが、世の平均的な人たちの多くは人生最期の時まで家計が破綻することはないわけなので、我々リタイアブロガーもこれを大幅に下回ったりしない限り人並みの生活はできると考えていいでしょう。 わたしも将来の貯蓄額を可視化して、今後予定しているお金の出入りに問題がないか あらためて確認してみました。 平均貯蓄額のグラフにわたしのプランのグラフを合わせるとこんな感じになります。

もちろん わたしの歩む道は赤の線。 見ての通り、40代で平均世帯(青線)とは貯蓄額の差が大きくありますが、50代以降徐々にその差は縮まって80代でほぼ同じになります。 『健康で人生楽しめる時に楽しんでおく』 という考えのわたしが目指す まさにベストの資産カーブです。 ちなみにあり得ない設定ではありますが、60歳まで働いたことを想定した時の貯蓄額もグラフにしてみました。はい緑の線です。
今の生活レベルを続ける限り、支出より収入の方が多いわけなので当然ながらその労働収入が途絶える直後の60代が頂上にきます。 額に差はあれ、青の線と頂上の世代は同じです。 多くの人がこの60代頂上カーブにしようとしているのは、収入が途絶える年齢にお金の量が最大になることで今後の生活の安心を得ようとしているため。 考え方としては、わたしも多くの人たちと同じです。違うのは収入が途絶える年齢だけです。なので40代で貯蓄額が最大になっているということです。 一見すると、緑の線だと老後は安泰でしょう。経済的には不安要素は見当たりません。 しかし、ここで見失ってはいけないのが、どうやって人生を楽しむかということ。 貯蓄の上限は有りませんが、人生(正確には楽しめる時間)は有限です。 縦軸と横軸のバランスを意識しながら人生を楽しむ、そして上手にソフトランディングしたいと思っているわたしは、このグラフを見てちょっと安心しました。
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