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人生後半と投資の相性
2018/10/25(Thu)
わたしはブログで投資についてあまり書きませんが、社会人になってすぐに株や投資信託などを始めました。
スタートしたのが25年も昔の話なのですが、今でも個別株やインデックス投資などをしています。

今日は特にインデックス投資について思うことを書きます。
インデックスの積立て投資は、“未来”に向け収益の最大化を目指すという考え方のもと行っているはずです。
毎月、定額を積み立てたりするのですが、その投資の最後(終点)はどこにあるのでしょうか?

それぞれの個人にとって一番先の“未来”というのはその人の寿命、その時です。
その時に積み上げた資金により資産が最大化することを目指すのでしょうか?

違いますよね。
わたしはそのことに虚しさを感じます。

ある投資法が資産運用の観点から理にかなっているとしても、問題はそれが自分をハッピーにするためにどう貢献させるのかということ。ここが大事。
それを考えると、だいたい寿命の10年前くらいまでには元本を積み立てることをストップ、取り崩して、その資金を自分をハッピーにするために実生活資金として使っていくことが正しいと思っています。

世界経済の成長期間と自分が生きている期間は当然違います。
仮に世界経済が、この先何百年も成長し続けるとしても人の寿命はせいぜい100年まで。経済成長の恵みを受けられるのは残念ながら100年までです。
永遠ではなく、そこは割り切って考えた方がいい。
わたしは投資はした方がいいと考えているし、上に書いたように実際していますが、その投資が人生を楽しむことを邪魔するのであればそれは本末転倒。


いつまで生きるかわからないって?

そう、この問題の本質は寿命が事前にわからない点にあります。

そもそも人生後半と投資は相性が悪いんです

その点、終身の年金は制度自体はいいし相性もいい。
投資は欲を出し過ぎずにある程度で切り上げるのが正しいかと思います。

アメリカで1700億円の宝くじが当たったとニュースになっていますが、カネはこの世でのみ有効ということを知ればそんな大金を手にしたからといって単純に喜ぶことなのかスゴく疑問です。



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コメント
-  -
投資をする人は効率を求めることが多いだろうから必然的に自分の寿命が分かってた方がいいと考えるようになると思います。

ただこれも資産額にもよりますよね。使い切れないぐらいお金があればまったく考えないだろうし。

人生後半と投資は相性が悪いかもしれないけど資産が少ない場合は代替するものもないんですよね。
2018/10/26 05:24  | URL | クロスパール #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
クロスパールさん

> 投資をする人は効率を求めることが多いだろうから必然的に自分の寿命が分かってた方がいいと考えるようになると思います。
>
> ただこれも資産額にもよりますよね。使い切れないぐらいお金があればまったく考えないだろうし。
>
> 人生後半と投資は相性が悪いかもしれないけど資産が少ない場合は代替するものもないんですよね。


使いきれないくらいのお金・・・これは羨ましいようで実際はつまらないのかもと思います。
資産額にしても生き方にしても、自分が理想とするストーリーの中で作り上げてきた(いく)もの。宝くじが当たるなどして突然何億円も手に入れたりすると、自分の過去が意味のないモノになってストーリーをぶち壊してしまうと感じるのでむしろ要らないですね。

人生最終はソフトランディングできればそれでいいかなと思っています。
2018/10/27 10:18  | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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