わざわざ損をする側にいない
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2018/11/03(Sat)
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勤務先の近くにラーメン店があるのですが、そのお店は毎週水曜日は女性客が3割引、毎週木曜日は学生客が3割引と謳っています。
3割引って結構大きいですよね。 でも女性にも学生にも当てはまらないわたしは、当然その割引サービスを受けることができません。 同じラーメンを食べても客によって支払う金額が違う。 これをどう思うか? 女性や学生は比較的経済的弱者である場合が多いので仕方がないと考えるのか? いやいやいや。 そうかもしれませんが、わたしはその考え方は採用しません。 利益を追求する民間企業が結果として利益を下げてしまうことをするはずがありません。一部の人たちを優遇するということは対象外の人に価格を上乗せしているということ。 「対象外の人の価格は値上げしているわけではなく、いつも通りの価格なので損をしているわけではない」と思ってはいけません。企業の目標利益率がある以上、そのいつもの価格がそもそも大きく上乗せされた価格であることは明白。 「女性、学生は3割引か。自分たちは関係ないな」ではなく、たくさん損をしているという点で大いに関係しています。 提携会社のクレジットカードの支払いで割引を受けられるとか、○社のスマホを持ってきたらドーナツがもらえるとか、その気になれば誰もがプレミアムを受ける側に移れるものであればいいのです。 女性とか学生のように変えようのない属性に対してのサービスがいただけないのです。 新たな顧客を取り込む為の経費をどの人たちにかぶせるのかは、それぞれの企業の戦略であってそれは自由。あとは消費者がどう考えるかだけ。 わたしは、ラーメン店の例は民間レベルでの所得再分配制度であると考えているので、こんな不利なシステムには参加しません。 世にあふれる限定プレミアムは、同じサービスであればプレミアムを受ける側に居続けるべき。 受益者負担の原則から外れている不公平な販促が蔓延している以上、負担する側の世界には足を踏み入れないようにしようと思います。 |
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コメント |
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自分が損するサービスを積極的に利用したいとは思わないですね。 映画も女性割引ってハアって感じでしたし。あれで行く気無くなりますよね、もう無くなって水曜は普通に割引デーになりましたが。 しかし電車の小児割引、学割定期はどうしようないですね、そんな自分に不利なものは利用しないってわけにはいかずw
2018/11/03 11:53 | URL | 招き猫の右手 #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
招き猫の右手さん > 自分が損するサービスを積極的に利用したいとは思わないですね。 > 映画も女性割引ってハアって感じでしたし。あれで行く気無くなりますよね、もう無くなって水曜は普通に割引デーになりましたが。 > しかし電車の小児割引、学割定期はどうしようないですね、そんな自分に不利なものは利用しないってわけにはいかずw 国のシステムにはなかなか反抗できないのですが、民間のはねぇ。 リタイア済みの招き猫さんは国の搾取からも逃れてまさに賢いw
2018/11/03 12:06 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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