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人生終盤にそんなにお金が必要か?
2019/05/13(Mon)
昨日、街で60歳代くらいの二人のおばちゃんの会話が聞こえてきました。
その会話は、大まかに言うと「人生楽しまないとね。お金を持って死ねないからね」という内容。
今あるお金を使って自分の好きなことをしよう、ということを言っているようでした。

わたしは、おばちゃんの年齢を考えると、言っていることは妥当というかおおむね賛成しました。
人生、4分の3を過ぎた辺りの人たちが、そんなにお金お金ってしゃかりきになってどうすんのよ?っていうのがわたしの意見です。
60歳代ということからしても、健康面などで不自由なく人生を楽しむ最後の時期に近づいているはず。
この時期にお金のことを考えてばかりいるのは違うと思うわけです。

一方、マネー誌に出てくるような金融リテラシーが高い(?)人は
「いつまで生きるかわからないのだから、手持ちの金融資産の運用益だけで生活費をまかなって死ぬまで手持ちの元本には手を付けてはならない」
という意見を述べていました。
これは多めの金融資産を持つ人向けの記事だったりするわけですが、これはどうなのでしょうか?おばちゃんの会話と対比させて考えてみました。

たしかに運用益だけで生活費全部をまかなえるのなら、元本は減らないわけです。そこで得られるもの・・・それはこの先どこまで生きても金融資産が減らないという“安心感”でしょう。
人間、不安はできるだけ取り除きたいものです。その点はわかるのですが、その前提としていつまで生きるかわからないという点に着目すべきだと思います。

日本人の平均寿命は男女ともに現在80歳代です。人生100年時代とはいえ、現在60歳の人が100歳まで生きる確率は、男性で1%台、女性でも6%台だったりします。
ここには80歳代まではわりと多くの人が生きるのに対して、100歳まではほとんどの人が生きられないという事実があります。つまり個体によって大きなバラつきはないということです。
この事実がある以上、お金の出口戦略をそれを見据えたうえで考えるべきだと思います。

民間の保険会社は、人間が持っている不安感情を煽りたてて起こりもしないことを想定し、高額な保険商品という形で担保させようとしますが、必要以上の資産を持ち続けるというのは考え方によっては保険商品をたくさん買いこんでいるのと同じ。保険会社にアウトソーシングするか自前で保険を作るかの違いに過ぎません。
わたしはこれを無駄とは言いませんが、あまり必要がないと考えています。

心配しなくても人間120歳とか150歳まで生きることはないです。
ということで、昨日のおばちゃん、なかなかやるなと思いました。



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コメント
-  -
私は46歳からその方向にシフトしちゃいました(笑)
不安がないといえば嘘になりますが案外何とかなるんじゃないと思っています。
2019/05/13 15:52  | URL | クロスパール #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
クロスパールさん

> 私は46歳からその方向にシフトしちゃいました(笑)
> 不安がないといえば嘘になりますが案外何とかなるんじゃないと思っています。

低コストで楽しく生きることを知っている人は何とかなると思いますよ。
そういう人はほとんどいないけど、これを知ったら強いです。
2019/05/14 22:55  | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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