資産の運用利回りの設定は何%が適当?
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2014/04/17(Thu)
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前回はリタイア後の生活費の記事を書きました。今日の記事はリタイア後の資産の運用利回りについてです。
みなさんは何%の運用利回りが実現できると考えていますか?リタイアブログを見ていると、ほとんどあてにしていない方から数十%を想定している方までかなり開きがあるようです。 自分はリタイア後の運用利回りを1%、1.5%、2%の3通りでシミュレーションしています。基本1.5%としていますがかなり慎重な方なのではないでしょうか? ちなみに自分は利回りからインフレ率を引いた差し引きリターンとして1.5%を考えています。以前は4%~5%でシミュレーションしていた時期もありましたがリタイアしてから数十年の間コンスタントに利益を出さなければいけない以上、そのような高いリターンを期待するのは無理があると思います。 確かに運用利回りを高く設定すればするほど早くリタイアできる計算になるのでその気持ちはわかりますが、現実的には大きくマイナスする年もあるわけで、できるだけ安全な方に考えるべきでしょう。運用に失敗したら自ら命を絶つ勇気があるのなら話は別ですが自分は人生までギャンブルにしたくありません。 マイナスリターンが続いても労働収入がある間は「しばらく黙って働こう」と思えますが、投資のみの収入の状態でその唯一の収入がストップしさらに減り続けるのは精神衛生上良くないでしょう。昨年のように株式市場が大きくプラスして数十%のリターンを出した方もいるでしょう。何年かに一度はそんな年もあるでしょうが、大事なのは「数十年間コンスタントに利益を出す」ことです。 自分はセミリタイアではなく完全リタイアを目標にしていますが、差し引きリターンが0%が続くようであれば、1.5%分を確保するため軽くアルバイトをすることでリスクヘッジとしています。 やはり楽しくのんびり暮らせるかどうかが重要な点だと思います。 |
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