考え方が全然違いました
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2014/05/05(Mon)
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さっき喫茶店で週刊誌を見ていたらこんなタイトルの特集がありました。
<生涯現役の働き方・・。65歳でリタイアなんてできない> という見出しで始まるもので内容を見るとだいたい予想通りのものでした。 これは65歳以降の収入と支出を想定してシミュレーションしているものですが、退職後の支出額は退職直前の収入の68%が世の平均らしく600万円の68%で年間生活費を408万円と想定しています。 この支出金額が85歳まで20年続くものとして計算し収入合計を1000万円以上上回るというものです。で、65歳ではリタイアできないとの結論です。ちなみに金融資産は退職金の2000万円、65歳以降の収入は年金が年間240万円としています。 ここで思うことは、収入面ではわたしたちの世代が将来得られるだろう金額からすると決して少なくないシミュレーションであるにもかかわらずリタイアができないと言っていることです。 単純に年間340万円(年金240万円+金融資産100万円)で生活できればリタイアできる計算になりますが、普通の人はそんな生活はできないという前提なのでしょう。結果として65歳以降も働き続けようという結論に導いています。 日本人男性の健康寿命は70歳代前半です。この例のように生活を見直すことが選択肢にない人は死ぬまで働くようです。「ご苦労様」とでも言っておきましょうか。 さらに・・この特集の中で81歳のある作家がこんなことを言ってます。 <退職し毎日が大型連休になるとストレスや束縛から解放され、誰しもルンルン気分になる。でもみんな2年と経たずに飽きて何もしないほうが疲れることに気づく。会社で「長」がつく肩書きを持っていた人は権限も部下も失い特につらい> 「みんな」ということはないでしょう。早期リタイアのブロガーさんを見ても明らかです。この作家が言っている人物は働いている時期にあまりストレスを感じてない人なのではないでしょうか? 肩書き、権限を失う・・というのも若い世代ほどそんなことを思わない人が多いと思います。81歳の人の意見らしいなぁと感じました。 |
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コメント |
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発信者の時代背景を色濃くした意見ですね。世代が若くなればなるほどそういったしがらみを気にしない、自分の楽しみが自分でよくわかっているのは若い世代かもしれないですね。
2014/05/06 07:09 | URL | クロスパール #-[ 編集]
- Re: タイトルなし -
> 発信者の時代背景を色濃くした意見ですね。世代が若くなればなるほどそういったしがらみを気にしない、自分の楽しみが自分でよくわかっているのは若い世代かもしれないですね。 クロスパールさん、コメントありがとうございます。 自分もいま中間管理職の立場にありますが権限とか部下を持っていることなど自分にとって何の誇りにもなりません。若い人はむしろ権限や部下を持ちたくない人が多いですからね。長時間拘束されてストレスフルな管理職よりも定時で帰れて楽しい生活が送れる一般社員の方がコストパフォーマンスにすぐれていると思います。
2014/05/07 22:02 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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全く同じ考えです。私も中間管理職ですが一般社員のコストパフォーマンスが最もいいと思います。降格を申し出ているのですがなかなか受理してもらえません><
- Re: タイトルなし -
クロスパールさん、コメントありがとうございます。 クロスパールさんとは年齢も近く価値観、考え方が似かよってる気がします。 自分は降格までは申し出ていませんが、少なくとも上に行きたいとはこれぽっちも思いません。収入は多少減ってもいいので、日々のんびり過ごしたい気持ちが強いです。
2014/05/12 16:12 | URL | かぴばらM #-[ 編集]
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