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手を差しのべ過ぎると自立しない
2014/06/16(Mon)
さきほど週刊誌を読んでいたら生活保護についての記事がありました。
申請窓口で払う、払わないの攻防の様子が書かれていました。生活保護問題はよくとりあげられるテーマではありますが、申請者のリスクへの備えが欠落している場合がほとんどではないでしょうか?

よくあるのが病気を患ったことによる失業→生活保護申請といったパターンです。今回の週刊誌の例では16年間勤めていたが仕事で鬱になり退職、その後失業保険が切れて生活保護申請といったもの。この人は16年という長い期間、正社員で働いていたにもかかわらず失業保険が切れるとすぐに申請・・・つまり蓄えがまったくなかったようなのです。稼いだ給料を毎月すべて使い果たしておいて失業したら生活保護??

はあ?って感じです。申請にいたる例をみていると失業をはじめ、その他の要因についても誰もが起こりうることであり、当然リスクとして考えておかなければいけないことが多いように思います。

例えるなら自動車保険をかけずにその保険料で遊び呆けていた人が重大な交通事故をおこして国に泣きつくようなものですね。それは飽くまで自己責任であって、それを怠った人が救われることがあってはいけません。
一昔前の派遣切りでも問題になりましたよね。ただでさえ不安定な身分の労働者が貯蓄ゼロで失業・・・。ある意味その超楽観的な考え方が羨ましいくらいです。ただもし悪い方に転んだら当然自己責任です。誰も助けません。

正社員につけずともいくつも仕事をかけもちして頑張っている人は大勢います。お金がないのなら一日20時間でも働けばいいんです。
生活保護費が財政を圧迫しているとか言いますが、本当に手を差しのべなければいけないのはわずかな人だけなのではないでしょうか?子供と一緒で手を差しのべ過ぎると自立しないは正解なのだと思います。

セミリタイアブログのみなさんは収支の管理を適切に行い、生涯にわたって安心して生活できるだけの金融資産を確保したり、しようとしています。こういう人たちに学ぶべきでしょう。

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